10年目の7月26日をむかえます
2026年07月23日
7月26日です。
言葉を失い、立ちすくむしかなかった、あの凄惨な出来事から10年です。
あの出来事を起こしたのは、私と同じ、障害ある方の支援に携わる人でした。
あの出来事は、私たちの業界に勤めた人が起こしたことでした。
このことを、私たちは、私は、どう受け止めれば良いのか。
裁判は終わっています。
司法としての判断も示されました。
裁判としては、それで一区切りなのでしょう。
当然のことだと思います。
しかし、私たちはそれでは終われません。
なぜ、支援するという職を選んだ人が、こんな出来事を起こすことになったのか、です。
病気のせいにしたり、薬物のせいにしたりする言質もあります。
私たちとは違う、向こう側に着地させることができれば、どこか安心できてしまうのかもしれない。
しかし、わかっている範囲では、そうではなかった。
まだわからないことはたくさんありますが、
彼は、悪魔でも、怪物でもなかった。
この仕事をしている私の隣にいる人だった。
その人が・・・・
この世界で仕事をしている一人として、このことから逃げてはいけないと思っています。
私たちの世界において、何が起きていたのだろうか。
私たちにできることがあったのではないか。
そして、もう2度と、あのような凄惨な出来事が起きないために。
少しでもその芽を摘んでいくために。
そのために、今日は何ができただろうか。明日は何ができるだろうか。
もう10年です。
学園長 酒井康年
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