今日から10月です
2026年10月1日
うめだ・あけぼの学園が設立したのは1977年。すでに49年という時が流れています。立ち上げの時には様々なな苦労があったと聞いています。
当時、私はまだ7歳ですので、世の中がどんな雰囲気であったかは、資料をみたり、話を聞いたりして、想像するしかできません。今のような児童発達支援事業所や放課後等デイサービスが潤沢にある時代ではなく、障害児の通園施設を立ち上げること自体容易なことではなかったことでしょう。
法人としてはすでに先行して、1965年にうめだ「子供の家」が活動を開始していましたが、資金面では多くの支援をいただいたそうです。
創設者ペトロ・ハイドリッヒ神父の母国ドイツの教会関係者からも多くの支援をいただいたそうです。
国内では、職員が銀座の街頭に立ち、1年に渡り、募金活動を行ったそうです。毎週毎週銀座に出かけ、声をからして、協力を呼びかけたそうです。
そのような努力の末に、オイルショックという苦難も乗り越えて、やっと立ち上がったのがうめだ・あけぼの学園なのです。
今日、10月1日から、赤い羽根の共同募金が始まります。
うめだ・あけぼの学園では、これまでの来歴でわかるように、多くの皆さんの志によって立ち上がり、事業を続けることができています。そのような志に応えるためにも、できることはわずかであっても取り組んでいきたいと考えて、かねてより赤い羽根の共同募金の活動に関わってきています。
2026年6月、北海道共同募金会における職員による使途不明金の問題が明らかになりました。この事態を受けて、募金活動であるとか、共同募金会に対する信頼が揺らいでいるのは事実です。あってはならないことです。私としても心配がないわけではありません。それでも、今年も募金活動に協力をしていきたいと考えています。それは、この募金が届く先は、支援を必要としている人たちであるからです。
かつてうめだ・あけぼの学園が助けてもらえたように、今も日本全国の様々な地域で、支援を必要としている人や家族、事業体があります。必要としている人がいるのに、支援する側の問題によって、さらに待たせてしまって良いのだろうか。
確かに、起きた事態は許せることではありませんし、今後に向けて規律を正してもらうことは希望するところです。でも、今ここで、支援の歩みは止めてはいけないのではないかと、そう考えています。今年も、職員たちが足立区の街頭に立ってくれます。協力いただける方は、皆さんの身近な場所で、協力いただければと思います。
皆さんの思いが、私たちの思いが、全国の誰かに届くことを願って。
学園長 酒井康年
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