夏季セミナー 詳細決定
2018年05月16日
夏季セミナーの詳細が決まりましたので、お知らせいたしいます。
テーマ:支え合う家族の取り組みから学ぼう
発達支援を行う上で切り離すことができない「家族支援」が今年のテーマです。中でも、その「家族」とは何かを掘り下げて考えてみたいと思います。家族の在り様が変わってきたとも言われています。今という時代に、家族がどのように変わってきているのか、変わらないのか。家族はどうやって家族になっていくのか、そうした家族の様相や家族が持つ機能、そして障害のある子が家族に登場することで、何が引き起こされるのかを理解したいと思います。家族を支援するときには、療育・教育などの支援者が行うことだけが支援ではありません。近年注目されているメンター活動、それは家族自身が支援者になることです。その意義と役割を理解しておきたいと思います。家族を構成する当事者と同世代のきょうだいにとっての家族について、また、きょうだいを支援する意味についても考えたいと思います。そして、当事者本人は、家族というものをどう体験してきたのか、家族に望むこと、家族の支援者に望むことについて取り上げていただきます。このように家族という存在を、時代の流れの中で確認しつつ、親世代と、当事者と同世代であるきょうだいが、支援する側にも支援される側にもなるという視点、そして当事者の視点、様々な視点から理解していくことが今回のねらいです。多くの方の参加をお待ちしています。
プログラム
8月18日(土)
・家族にとってのペアレントメンターの意味と役割
国立重度知的障害者総合施設 のぞみの園 事業企画局 研究部
部長 日詰正文 氏
・私にとってのペアレントメンター
一般社団法人 ねっとワーキング ペアレント・メンター、理事 久慈弓子 氏
・きょうだいは、互いに支え合う存在でありたい。そのための支援とは。
全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会、会長 田部井恒雄 氏
8月19日(日)
・家族におけるケアを考える~支え合うとはどんなことか?
原宿カウンセリングセンター 所長、臨床心理士 信田さよ子 氏
・私にとっての家族を語る ~自分史を振り返りながら~
西宮市社会福祉協議会、NHK Eテレ「バリバラ」コメンテーター 玉木幸則 氏
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