In the Dangling days
2021年11月29日
コロナが治まりかけ、世間はafter coronaとかwith corona と言われて姦しいが、自分の覚悟としてはどちら派として、どのようなlife styleで暮らそうかと思案中にまたまたあたらしいコロナの新型virusがオミクロン(ギリシャ文字の0だとか)株と名付けられて世界を再び震撼させている。
一方で、コロナ事態は地球的規模でのこの3年間の状況は残火が再燃したかのように海外ニュースも姦しい。とにかく、コロナ下の3年間の悪戦苦闘の日々を冷静に総括して、どちら派になるかはともかく再出発をと気持ちが切り替わろうとしていた矢先でもあったのに。
そんなドタバタの最中に気恥ずかしいやら嬉しいやらまたちょっとした悔しさやらなんとも中途半端な気分の出来事があった。今年の秋の叙勲を受けたことである。以前から、それぞれの人生で精いっぱい周囲の協力や励ましを受けながら生きた生きざまに「みんな、みんなよく頑張ったね! みんな1等賞!」と言うならばともかく、時の権力から「お前の人生4等賞とか5等賞!」と言われることのある意味不条理さや屈辱感を感じてしまうからだ。大きなお世話だ!と思うのは素直ではないのかもしれないな。
また、このストレスフルな時代にあって喜ぶこともめっきり少ない中で、周りがあんなに喜んでくれるとしたらもっと素直にそのことを受け止めて、喜んでも良いのかもしれないなと思わなくもないが。なんとも中途半端な気分、煮え切らない気分である。
とにかく、今まで自分がこれまで愚直に、片意地張って、声高にこぶしを振り上げて叫んできた「人権」とか「正義」とか「差別」の理念から見放されないことを期して、残された人生を全うしたいものである。感謝そして合掌のうちに!
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