COVID-19の第2波に向き合いながら
2020年10月30日
世の中のあれこれイレギュラーさは毎年の事とは言え、今月も本当に話題に富んだというか、騒々しいというか、退屈しない日々であった。国内外の政治状況、経済状況、社会状況などなどのどの面を切り取っても、まるで忌々しい記録を日々更新しているかのようである。
人類がこの地上に登場して以来の願いは誰もが心おだやかで、誰にも優しい気持ちで向き合える、安心感とぬくもりに満たされた、わずかな夢や希望を胸に日々を健やかで元気に過ごせることではないだろうか。
なのに!である。今がそうした状況とは程遠いだけでなく、将来的にも当分そうした日々は期待できそうにない状況であることが今の我々の眼前の厳しい現実ではないだろうか。クワバラ、クワバラ。
新型コロナウイルスの世界的な感染流行に怯え、浮足立っていた今年の春先に比べると我々の昨今の日々は恐れ感が麻痺して来ているとか、緊張の糸が切れかかっているのか、あるいはもっと積極的に経済活動を復興させねばと彼の国の大統領に追従した動きなのか世の中全体が暗闇の中で大きくうごめき始めている。
しかし、今年の年度はじめの第1波よりははるかに大きな第2波の波は収まるどころか、ますます地上をコロナ禍で覆い尽くそうとするかのように勢いを増しつつ関係者がこぞって懸念する冬季の低温、乾燥期の時節に突入しようとしている。
もうこうなったら、以前から言われて来たafter coronaを期してというよりは「with coronaと共に生きる」という長期戦に備えてのハード、ソフト両面からの体制準備を整えるべきだろう。そんなわけで今学園ではマスクは1万枚、消毒用アルコール(65%濃度と80%濃度の両方)は100リットル(6:4)の備蓄を、更には非接触型カメラ検温機の購入を計画している。また業務的にはteleworkの検討とinternet環境整備も検討しているところである。我々の業務が本質的には三密的なものだけに、teleworkをどのような業務に取り込むかは様々な角度から、いつものように前例主義、経験主義、事なかれ主義から抜け出して前向きにいろいろチャレンジをしようと思っている。JUST DO IT !!!
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