梅一輪 一輪ほどのあたたかさ 嵐雪
2011年02月8日
年明けから厳しい寒さと乾燥の続く関東地方でしたが、立春を過ぎた頃から一気に陽射しの輝きと温かさが増しています。アスファルト通りの脇の植え込みにも水仙や梅がちらほら咲き出しています。もうそこまで春が来ていることを実感させられる日々ですね。
そんな陽気の先日2月5日(土)に第19回の「足立子ども福祉フォラム」が区役所の庁舎ホ-ルを会場にして開催されました。この19年の間、このフォーラムは2月の初旬、主に第1土曜日に開催されてきました。忘れもしない第1回目は学園近くの足立女性総合センターホ-ルで行われましたが、生憎その日は大雪でしたし、昨年では西新井のギャラクシティを会場に北風が吹きすさぶ厳しい寒さの日でした。そんな陽気の変動をものともせずに、この間私たちは一貫して「この地域に育つ子どもの幸せをみんなで考えよう」という基本軸をぶらすことなく継続してやって来ました。この間時代も変わり、残念ながら子どもを取り巻く状況もある意味悪化の一途を辿っているような気がします。また天変地異的な課題も地球的規模で拡大の一途ですが、めげずに、腐らずに、しなやかに、ぶれないで我が信ずる道を邁進したいものですね。そんな思いの中で、今年も区内の子ども関係30団体余、企画委員が50名弱、毎月1年近く集い、意見交換と議論を積み重ねて開催にこぎ着けました。こうした関係者の子どもの幸せを願う熱く、持続する思いが結集しての開催に、足立もまだまだいいとこあるじゃんと今年も嬉しく思いました。こうした日常的な関係者の意見や情報や思いのやり取りこそが地域の子どもを育て、支える確かな実践ではないでしょうか。当日ご参加いただいた二百数十名の皆さまには衷心より感謝と敬意を表すると同時に、また今回の成果を来年にも繋げていきましょうと呼びかけさせていただきたいと思います。
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