東奔西走する日々に思うこと
2019年09月30日
今月は厳しい暑さはもちろんであるが、不順さも大変だった。多くの方々が身体的に大変な思いをされたのではないだろうか。その分、そのつけがずっしりと重くのしかかって来ている昨今ではないでしょうか。心からお見舞い申し上げます。
さて、そんな中私は昨年度からの続きで、三菱電機SOCIO-ROOTS基金設立25周年記念寄付事業からの助成を得て、私が会長を務めている一般社団法人全国児童発達支援協議会(CDS JAPAN)が「発達支援事業人材育成のための効果的研修の在り方に関する実践的試み」という事業を全国7ブロックで実施してきていたが、本年も5ブロックで2クール目の実施を行っている最中である。先週21日から27日まで福岡県の小郡市から岩手県の盛岡市まで移動する羽目に陥った。帰り道に盛岡から八戸まで足を延ばし、北部三陸地方の2011年4月ぶりに視察訪問をした。外から街の様子を見る限りこれまたそれほど喜べるような状態ではないことに複雑な思いと、ある意味ショックを受けた。とにかく、この間の過ごしでは電車に乗り、飛行機に乗り、車に乗りとそれだけでもハードなのに、今回はそこに台風17号の襲来が加わったりもしてからに。
それはそうではあるが、それにしてもそうした天災、人災のなかで遠くから我々の企画した研修に参加する情熱的、献身的な仲間が九州にも、東北にもいるということは大きな励みとなった。微力ではあるが無力ではないことを全国各地の仲間たちと同じ空気感、温度感のなかで共有、体験、分かち合いができたことは自分にとっても大きな力をもらった気がする。
お疲れ様、ご苦労様、そして感謝の気持ちをこのある意味心地よい疲労感の中で思い巡らしている。もう少し、頑張ってみようかな!
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