東北・関東大震災が発生!
2011年03月15日
2011年3月11日、午後2時46分に東北地方太平洋沖地震が発生しました。史上類を見ないマグニチュード9.0という巨大なもので、建物の倒壊や津波が空前の規模で発生したのです。15日現在で青森県・岩手県・宮城県・福島県を中心に1万人以上の死者が予想されていますし、2000ヶ所余の避難所に避難されている方々は43万人を超えると言われています。
東京地方ではまだまだ北風が冷たいとは言え、陽射しは間違いなく春の訪れを感じさせますし、それに呼応するかのように庭先には梅が咲き誇り、沈丁花も加わって芳しい香りが漂っているのに。自然のなせる技は、こうした確実な季節の訪れを希望や期待を込めて運んでくるかと思えば、このようにむごい仕打ちをするものでもあるのだと、こうした自然の猛威にあらためて人間の無力さに気づかせてくれます。
それにしても前日までのあのたわいもない、時には愚痴っぽくすらある日常が、生活がこうした瞬間を機に一瞬にしてここまで無惨に打ち砕かれてしまうとは・・。あらためてこうした「日常」こそが人間にとっていかに大切なことかを知らされます。残念ながら人はこうしたむごい仕打ちの結果としてしか気づけない者なのですね。無念です。
しかし一方ではこうしたむごい仕打ちにあっても涙の内に、雄々しく立ち上がり、復活するのが人間であると言うことも確かな事ですよね。信じましょう。願いましょう。そして祈りましょう。被災に逢われた方々、全ての関係者に一日も早くおだやかな日常が取り戻されますように。 合掌!!!
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