春は必ず誰の上にも訪れて来る
2012年03月28日
今年も39名(毎日通園児が17名、併行通園児が22名)の子どもたちが春分の日の3月20日、北風が少し冷たかったのですが春の力強い陽射しの中を元気に卒園していきました。 ながい子どもは在園期間が60か月になる子もいました。過去には72か月という子どももいましたが・・。
毎年思うことですが、私たちのささやかな支援の力を信じ、評価をしてくださって雨の日も、風の日も親子で学園まで自転車で、電車やバスを乗りついで、また車で通園してくださったのだと思うと申し訳ない気持ちに襲われます。「はたして本当にこれでよかったのか」、「もっと別の有効な手立てや方法があったのではないか」、「子どもやそのご家族の気持ちを我々はどこまで汲み取れていたのだろうか」などなど。でも今はベストではないかもしれないけど、ベターなことができたのではないかとか、いやこれしかできなかったのだとかとなんとか滅入りそうな気持ちを持ちこたえよう、鼓舞しようと必死になっている自分がいます。こうしたことが未だに続いているのになかなかこの域を脱しきれないでいます。
これまで愚直に、真っ向勝負で生きてきたつもりの自分ですが、そのことでより悩んだり、苦しんだり、また辛い思いをしたこともたくさんありましたが、もちろん楽しかったこと嬉しかったこともたくさんありました。今更ではありますが禍福、悲喜はまさにあざなえる縄のごとくでもありますね。
巣立っていった子どもたちとそのご家族の上に豊かな恵みがありますようにひたすら祈るばかりです。God bless you!! May he bless these children !
ところで、23年度と24年度にまたがる学園改築工事も国庫補助内示が4ヶ月遅れから始まって、最終的には初年度は旧園舎を壊すだけでした。やっと30日に起工式(地鎮祭)です。
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