うめだ・あけぼの園

新しい年度が始まった！

2010年04月28日

昨今、寒暖の変化が大きくて身体がついていかない。そうは言え、桜の開花宣言がされてから冷え込む日が再三あったりしたので例年になく桜が長く楽しめた年でもあった。学園では庭に河津桜なのか彼岸桜なのか確かではないが、3月の春分の日におこなわれる卒園式にはほぼ咲き終わってしまっている桜から始まって近所のソメイヨシノが散るまでには約1ヶ月近く楽しめたことになる。本居宣長の有名な和歌「敷島の　大和心を　人問はば　朝日に匂おう　山桜花」ではないが、桜を眺めると本当に日本人に生まれて良かったなあと心の底から思える一時でもある。自然界はかくも鮮やかに、華やかに彩りにぎわっているのに、自分的にはこの間、なんとあわただしい日々であっただろう。今年から大学に出向するのも辞め、NPO法人・東京都発達障害支援協会の理事長も辞め、社会福祉法人正夢の会の理事長も辞めとゆとりの時間を作るつもりであったのに、結局新たに２つの組織の代表をすることになってしまった。もう少し緩やかで、おだやかで、周囲にもっとやさしい気持ちでふれあうことができるようなゆとり感のある日々であってほしいのだが・・・・。こんな述懐をもう何年呟き続けているのだろうか。