うめだ・あけぼの園

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年末雑感



2021年12月17日

2021年が幕を降ろそうとしているが、自分の年齢からかこのところ一層スピードを増している時間感覚の中で、足早に過ぎていった日々を思い返している。
 一方ではそれに呼応するかのようにその間の一つ一つのかけがえのない出来事どもも最近は記憶として止まりにくくなっている。なんとも情けない話である。
 しかし、考えてみれば人間の諸能力は所詮は水面に浮かぶ泡のようなもの。できては消え、消えてはできる。今あるものは消えていくし、今はないものも少しづつ形になって現れてくる。それら地上の形あるものの変化変容はすべてがグラデーションであり、スペクトラム。そうした有り様は人間にも不可避的な必然であることを我々が向き合って来た彼ら、彼女らから学んできているが、いざ自分のこととなると案外驚きや憤慨や落胆の中でそんな事実と向き合っている。なんと無様な、無意節操な醜態であろうか。
 そんな我が身にまるで送り火のように、今秋の叙勲の末席に連なることになった。かけがいのない命の一つ一つの送り火に権力とか権威志向的なグレードがあって良いのか。我々のミッションはそうした不条理に挑戦することではなかったのか。なんとも割り切れないものがある。でもそんな思いの当事者に心優しい同志、仲間、戦友たちは限りなく穏やかに微笑みながら祝意の声かけをしてくれる。確かにそうした心許せる友からの寛容な声かけに久しく忘れていた嬉しさを感じ、元気付けられている自分がいることにも気づかされている。
かくも人間は中途半端で、煮え切らない鵺(ヌエ)のようなものなのであろうか。新しい年が、この地上の生きとし生けるもののすべてにとって、やさしく、穏やかで、希望に満ちた年になりますよーうに! 合掌!


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