うめだ・あけぼの園

年度末の出来事

2015年03月30日

今年も例年のように、本当に盛りだくさんの出来事に走らされた一年であった。そんな一年が今満開のソメイヨシノの咲く中で見送られるように終局を迎えようとしている。 嬉しかったこと、辛かったこと、哀しかったこと、恥ずしいことなどなどたくさんの事どもが、季節の移ろいの中で多くの関係者を一喜一憂させて過ぎて行った。 人間が生きて時を刻むということはそういうことなのかもしれないとも思う。一方では人は失敗や挫折の中でこそ、より多くのことを学んでいくと思うし、またそれはそれらからの気づきや学びを将来に繫げてこそ意味があるとも思う。 それにつけても、我々にとってのおおきな救いは我々のそうした過誤や過ちや不作為を乗り越えて、あの子どもたちはそれぞれに強く、逞しく、しなやかに育って行ってくれていると思えることだ。 今年も21日の春分の日に卒園生が巣立って行った。しかも、堂々と胸を張って！練習の際にあれほどやきもきさせてくれた彼らがである。本番に強い彼らを今年もまた目の当たりにさせられたのである。 Good　luck！　Good　bless　you　and　your　Future！ 今年もまた、当日には河津桜？か彼岸桜？が、天変地異を嘆いた人間界のこの一年の騒動、狂乱を大きな愛情と微笑で包み込むかのように満開であった。日々の喜怒哀楽に翻弄されがちな人間もこの桜たちに大いに見習いたいものである。