学園長に就任しました
2024年04月30日
2024年4月1日にうめだ・あけぼの学園 学園長に就任しました酒井康年です。
これまで長きにわたって学園長を務めてきました加藤正仁は名誉園長となります。
私自身は、2002年にうめだ・あけぼの学園に作業療法士として採用されました。大学教育学部を卒業後、都内の特別支援学校(当時は養護学校)に5年間勤務していました。知的障害の特別支援学校の小学部で担任をしておりました。その後、退職し、作業療法士になるための専門学校に3年間通います。専門学校に通っている間に、縁あってうめだ・あけぼの学園の非常勤職員として少しお仕事をしていました。卒業後、あらためて学園に就職することができ、今年で22年目になります。
この間、学園の中だけでなく、地域に出かけていき多くの子どもたち、ご家族の方、保育園や幼稚園の先生方、学校の先生方と一緒に仕事をしてきました。さまざまな地域の皆さんに、本当にお世話になりました。
そのような経験を経て、このたび、うめだ・あけぼの学園の3代目の学園長となりました。
今、児童発達支援センターには、幅広い高度な専門性が求められています。うめだ・あけぼの学園としては、ぜひ、幅広い高度な発達支援と家族支援そして地域支援を丁寧に提供していきたいと考えています。なによりも一人一人の子どもたちが、子どもとしての当たり前の育ちと権利が尊重されることを目指していきたいと思っています。
しかし、それを実現するには、私一人の力はあまりにも微力ではあります。しかし、「微力ではあっても無力ではない」という加藤前園長の教えを胸に、職員一同で力をあせたチームアプローチの実践によって、実現していきたいと思います。
これまで以上のご支援とご鞭撻をいただけたらと思います。
学園長 酒井康年
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