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季節が交錯する時



2016年02月29日

20160229 学園桜

 立春が過ぎ、春一番も今年は昨年と違って激しく、強い南風が吹いて全国各地で様々な風害が発生した。地表では水仙、パンジーがそして梅が咲き、今頃は早咲きの桜が咲き始めている。頃は今、二十四節気の「雨水」である。まさに地表の寒さに身をかがめ、硬く厚い衣を纏い、息を潜めていた生けるものが一雨ごとにその衣を脱ぎ始め、あの待ち遠しかった芽吹きが始まろうとしている。もうあの春がそこまで来ている。
 そんな大地の営みの中で、人間界もこの時期はざわざわとせわしなく、落ち着かない時節である。年度末の整理や総括や反省のための活動、また次年度の始動に向けての準備などが行き交っているからである。私もこの月は本当にザワザワ、バタバタ、ドタドタと東奔西走の日々であった。内の法人の予算案や事業計画案の検討と作成はもちろん学園保護者会のいくつかの部門の送別や懇親の会、対外的には東京都権利擁護支援センター、一般社団法人全国知的障害児者生活サポ-ト協会、一般社団法人東京都知的障害児者生活サポ-ト協会、東京都教育庁学校教育部、一般社団法人全国児童発達支援協議会、東京障害関係4団体研修会、厚生労働省研究班会議、文部科学省初等中等教育分科会教育課程部会特別支援教育部会、厚生労働省、文部科学省・財務省などなどとの懇談、意見交換や視察訪問受け入れなどなど。とりわけ今発達支援支援関係でのTOPICSは「放課後等デイサービス」に尽きると言っていいだろう。平成24年度の新規立ち上げ以降、雨後の竹の子のように事業所数は増え続いていて、まるでコントロールの聞かないダッチロール状態であるからだ。多様な子育てニーズの吹き溜まりのように様々な思いが、願いが、目論見が複雑に錯綜してそれらの絡まった糸玉をほぐすための糸口が見つからないのだ。
例えば、一つの大きな問題は母親の就労支援、社会参加といった今日的にはそれはそれで大きな社会的なテーマとなる課題と親の障害受容とか人生設計の見直しとか家族関係調整とか子育て上の困難さ問題への取り組みなどがある一方で、子ども自身の育ちづらさや適応のしづらさ支援があり、本事業はそうした大きな課題が利益相反、自己矛盾、アンビバレンツ事態になっていることである。どちらかを取れば、もう一つの解決や取得が手薄になったり、困難になりがちになるからだ。まさに認知的な継時処理か同時処理化の問題のような感もする。悩ましいが、手を拱いているわけにはいかないだろう。時は止まってはくれないのだ。掛け替えのないこの時を後悔しないために我々に与えられている術はそれほど多くはない。あなただったらどうしますか。
私は、「二兎を追うもの一兎も得ず」にならないように腹を括って子どもとのdeepな時を飽和状態になるまで満喫することが後に悔いを残さないことになると思うのだが。


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