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「社会の歪みは弱者に収斂する」をあらためて確認させられる



2024年01月31日

2024年の元旦の昼下がり、久しぶりに故郷に帰り、親きょうだいたちとその家族とお屠蘇を呑み交わし、故郷のおせちを味わいながら、お互いの旧年の無沙汰を詫びながらも新しく始まった年の予定や計画を賑々しく談笑しながら、まったりとした時間を共有し、ほろ酔い気分に浸る頃合いであろう16時10分のことである。石川県能登半島の先端地域にある穴水町の北東42kmを震央とした、震度7、マグニチュウド7.6の地震が発生した。2020年頃からこの地域での地震活動は活発化していて、昨年5月頃からは特に活発化していたというが、我々一般市民にはその事実にあまり馴染みはなかった。その結果発生した大地の揺れや亀裂や隆起、土砂崩れ、津波、火災で事態は一変し、元旦気分は一瞬にして修羅場と化してしまった。未だに安否の確認ができない人を含めて250人余の方が亡くなられている。それも一年中である意味、誰もが最も心身のくつろぎと希望の只中にあるだろう場面であり、事態にである。こんな事があっていいのだろうか。この世に神も仏もいないのかと叫びたくなるようなやるせない思いに打ちひしがれ、心痛めて涙を流した人は多いだろう。被災に遭われた当事者はもちろん関係者には衷心から哀悼の意とお見舞いを申しあげたい。
これまでもこうした天災や人災の絶えない地球上のあちらこちらで、そうした災害が起きる度にこの紙面で何度となく嘆き、訴えてきたことではあるとしても、こうした事態で決まって圧倒的な少数派で、声に出すことも儘ならぬ子どもたちにあっての混乱、動揺、不安、恐怖、悲しみはどれほどのものであるか想像することには限界があるかもしれないが、心から共感のうちに身近に寄り添う存在でありたいものである。
そこではspeedとtimingが肝要ではないだろうか。今回はその2点において隔靴掻痒のもどかしさを感じているのは誰だろうか。他者の痛みをどこまで我が痛みとする事ができるか、一人ひとりのimagination力や共感力やpassion力が問われている。


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