雷鳴とともに秋冷の季節到来!
2010年09月16日
今年の夏は記録ずくめの異常気象であった。もうそのことでは何があっても驚かないと思っていたが、さすがに9月の中旬になっても最高気温が35℃以上、夜中になっても30℃前後では身体がもたない。そんな中、先日東京地方も日没ころから夜半にかけて激しい雷雨に見舞われた。空に何本もの稲妻が走り、雷鳴が木霊した。それは何かに怒り狂って暴走する大地の火照りを、天の神々達が厳しく叱責し諭すかのようであった。静まれ! 黙れ! まああまあ! と。その内「うるさい!!!」と。
その甲斐あってか、それ以来ほんとうに涼しげで、おだやかな風が、激しく集く虫の音とともに心地よい。良かった。良かった。やはり我々はまだ見捨てられてはいないようだ。
そんな天地の攻防の最中に、先日の日曜日、学園の父母会の講演会が開催された。なんとあの有名なマラソンランナーであった松野明美さんが講師。わざわざ熊本からこの会のために来て下さった。学園内外の関係父母が100名近く集まった。この盛況さに役員さん共々ひとまずほっと一安心。折角、講師はもちろん関係者の大きなご苦労があっただけに、もし聴衆がパラパラ状態だったらと不安だったから。でもよかった。参加された保護者の中からはすすり泣く声もあって、感動的な松野さんの体験談でした。常に一等賞をめざす、世界的なアスリートがどのような過程でダウン症の我が子を受け入れていったのか。 それは我々今を生きているすべての人にも共通する「人間の幸せとは何なのか」を深く考えされられる講演でした。多謝!!
« 残暑お見舞い申し上げます! 35年間続くジンクスは破られず »
<<一覧へ戻る