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発達支援の道は



2017年08月23日

 毎年繰り返されて指摘される天候不順、それに伴う天災・人災?事件が今年も日本全国を駆け巡っている。お見舞い申し上げます。誰にとってもかけがいのない日々であってみれば、一つ一つの生活上の出来事がどんなに軽微些少なことであったとしても、気を抜かず丁寧に自分の全存在をもって誠実に臨みたいものである。

それにしても、今年もうめだ・あけぼの学園が40年来継続している「発達が気になる子の育ちを考える夏季セミナー」が開催され、無事に先日終わった。全国各地から子どもの育ちに関心の高い関係者が集まった。最初は自分たちのための研修会であったが、途中から外部からの参加希望が出てきたので現在のような外部にも呼び掛けての形になった。

始めた頃は未だそうした研修会は少なかった一方で理論やMethodと言うよりは経験がものを言う世界であったのかもしれない。今もってそうした片鱗がないわけではないが、いずれにせよ当時は新鮮さもあってか、今の何倍もの聴講者が我々の企画した研修会に殺到した時代であった。時代は移り、今では研修会はいたる所で行われているし、また学びの媒体も多様化している。

しかし、そこに決定的に欠落している視点はそれらの中身が断片的で、ハウツー物的であるということだ。子どもという全人格的存在の持っている課題を専門性と称して切片的に切り刻んだところでそれらをモザイク的に連ねても生身の総体とはならないし、どこまで実存・実利的な理解と支援に繋がるというのだろうか。わかったような気持ちになったところでそれは所詮は刹那、一過性の自己満足かもしれない。そんなことを考えながら、我々のセミナーは当初から重層的でmultifocusを基本的スタンスとして数々の発達支援課題を取り上げ、取り組んで来ている。

たとえ目指す頂上は一つ、同じであってもそこに至る道は一つではないからである。結果として自分が選び取ったapproachが様々な制約から「一つ」にすぎなかったとしても、他にも選択肢があること、自分の選択が絶対な解ではないことを了解した上での「一つ」であるべきであろう。その意味では、関係者には常に誠実さとか謙虚さとか柔軟さが必要かもしれない。


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