平成29年が終わろうとしている
2017年12月27日
毎年のようにこの時期になると自分が口にする、愚痴のような、ボヤキのような、また悲鳴にも聞こえるようなフレーズがある。それは「今年も一年が速かったなあ! あっという間だったよ!」というものである。
勿論、物理的に時間の経過が凡人にわかるほどであったり、また特定の人間だけを選んで時間の遅速があるはずもない。まったくメンタルなもので、しかも年齢に伴う時間知覚から来るものだろうけど。いずれにせよ、今年も確かに短かったというか、あっという間に終わったという感じがしている。「時間よ止まれ!」と歌謡曲でもあるまいに。
しかし、この一年をよくよく振り返ってみればいろいろなことがおてんこ盛り状態である。時代は善意からの発露からであろうが、激しく、ワイドに変化している。とりわけ、こうした変化は、そのことによってもたらされる不可避的な歪がもっとも弱いものの上に降りかかってくるという厳しい歴史的な事実を忘れてはいけないだろう。そんなことに思いを致しつつ、いつでも目覚めていたいと過ごした一年であった。
中でも、内閣府の障害者政策委員会は第4次障害者計画の策定に向けてほぼ月一で.東京都児童福祉審議会専門部会もほぼ月一で、更に一般社団法人 全国児童発達支援協議会関係の役員会、総会、研修会と子ども関係者としての厚生労働省での報酬単価改定検討に際しての検討会のHearing、政府与党のHearingなどでほぼ月一、さらには一般社団法人 全国知的障害児者生活サポ-ト協会、一般社団法人 東京都知的障害児者生活サポ-ト協会の三役会、理事会、総会や全国6ブロックでの会議などで月一、また地元足立区での自立支援協議会やいくつかの社会福祉法人の理事会などもありで、忙しく走っているというか、走らされている日々であった。自分にとって、それぞれの場において掛け替えのない場面と時間を使って、自分らしく、子どもの側に立ったmissionを果たし得たのだろうかと今は反省することしきりである。願わくは、自分の言動の一つでも、せめて今より少しでも子どもと子育て家族の安心や元気につながることになることを祈るばかりである。
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