いつしか新緑の候
2013年04月25日
新しい年度が始まりました。うめだ・あけぼの学園にとって今年の4月は例年とは異なり、特別に気分も新たにといった感がひとしおです。先月の9日に園舎改 築という長年の夢が、2009年ころからの準備を経てやっと竣工したからです。子どもたちも環境が変わって大変かなと老爺心ながら心配していたのですが、 まったく平気。それどころか「ワアアきれい」とか、声にならない感嘆のため息交じりの子どもたちでした。この間、仮園舎住まいなどで一年半近く子どもとそ の家族にはほんとうに不便や、不自由をおかけしていただけに、この子どもたちの素直な喜びようには感激しました。この間のあれだけ大変だった思いもすっ飛 ぶ瞬間でした。本当に子どもたちに感謝ですね。
しかし、一方では厳しい工事終了後の事務処理、会計処理が山のようにあって、また法人の決算理事 会とも時期が重なり大変な思いをしている日々です。更には、昨年度から開始した障害児相談支援事業(これは特に就学前の時期にあっては気になる段階である ことが多く、その意味ではそうした段階での子育て相談的な意味合いが強いわけで、障害と言ったんでは、ハードルが高くなりすぎてしまうことが考えられま す。そんなわけから、「うめだ・あけぼの子ども相談センター」と事業名を替えますが)、放課後児童デイサービス事業、保育所等訪問支援事業がいづれも趣旨 はともかく、事業の採算が取れないことが頭痛の種です。各地の皆さんはどうされているのでしょうかねえ。3年後と言わず、一日も早く見直しをして欲しいも のですね。
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