うめだ・あけぼの園

すわ！！　パンデミックか！

2009年05月27日

先月からメキシコに端を発した豚インフルエンザは今月末になってようやく終息気味になってきている。社会全体が一時はヒステリック状態というかナ－バスになりすぎていたようだ。確かに学園の子どもたちであってみれば，もしもの事を考えた時そのダメージは誰よりも大きいだろうこと，また学園は日常的に多くの人が広範囲から集散出入りすること，また学園にとっても今日的な日額制度の下ではクローズになった時の経済的なダメージが大きいことなど不安が不安を呼んだような状況になっていた時もあったようだ。　　
　保護者・職員には，今まで以上の丁寧な手洗いやうがいの励行と不必要な人混みへの外出を控えたり，健康管理や体調維持への一層の留意，マスクの装用などを呼びかける文書を掲示，配布した。また学園玄関には消毒液やマスクをおいて予防を心がけた。以前にもノロウイルス，Ｏ１５７，鳥インフルエンザ，ＢＳＥなどが話題になったことがあるが，学園では今でも給食にはサラダは生野菜ではなく熱を通した物にするとか肉類では牛肉を使わないとかラベル詐称問題のあった会社の乳製品を利用しないなど頑なと思われるほどに神経質にまた消費者感覚のバ－ジョンアップに留意してきた。今後も社会のさまざまな暴力的なまでに悲惨な出来事から子どもの安全と安心を守るように努めたいものです。