34回目の卒園式
2010年03月26日
今年も例年通り春分の日の21日に毎日通園室の卒園式が行われた。その日は未明から瞬間風速35メートルを超える強風と激しい雨。激しい虎落笛と雨音で眠れないほどであった。急ぎ早朝の天気予報や交通情報のニュースを聞くに付けても、電車は軒並みストップ。卒園式に自分はもちろん(足が奪われ)、なによりも子ども達が学園まで来れるのかと思うと、中止! 延期! 時間の繰り下げ! いろんな思いが去来し始めた。とにかく学園に早く行こうと車で6時前に通勤する羽目になった。しかし学園に近づくにつれて春嵐もおさまり、空に明るさが戻って来た。そしてなんと式が始まる頃にはおだやかな日差しすら指してきた。よかった! 欠席者もなく全員24名の卒園児と家族が無事参加できた。
在園期間は最長で6年間、平均で37.6ヶ月。昨年度は41.8ヶ月、一昨年度は36.2ヶ月。(親子併用通園室では34名の就学児で最長は6年3ヶ月)本当に長い間ご苦労様でした。いつもこの数字を見る度に思うことであるが、どの家族にもこの間にたくさんの迷いや選択の場面があっただろうに、よくぞここまで私たちを信じて下さったと、このことに大きな喜びと同時にそれに値するだけの支援ができただろうかと責任を感じてしまうのである。今はただただこれからの新しい生活が子どもにとってもご家族にとっても希望に満ちた、安心と安寧の日々であることを願うばかりである。GOD bless you !
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