はや 半年が過ぎたよ!
2012年06月25日
今年は例年に比して遅めに梅雨入りをした東京地方であるが、なんだか気温が低めの日が多いような気がする。夏場の発電量が心配されている時だけに、このまま涼しめの夏場であって欲しいものだが、そんな人間中心的・自己中的な発想では地球的な規模での自然の摂理というか生きとし生ける物の秩序とかバランスという視点からすれば、あまりに身勝手すぎるのかもしれないと思うこと頻りでもある。しかし、一方ではそんなことがやたら日常的に目につく昨今でもある。物欲や金銭欲に埋没し、周りが見えなくなってしまっているのかもしれないね。このマイナス・スパイラルをどこかで悔いと留めないと。
そんな人間界の修羅場の象徴のようなところが我が国の今の政治状況であるが、この4月26日に衆議院を通過し、連休明けには参議院での審議を得て可決成立を目論まれていた「障害者総合支援法」ではあったが、この間の政局の混乱の憂き目にあって、ほぼ2ヶ月遅れの中、先日6月20日に可決成立をみた。もちろんいつの時代にあっても、完全な制度・法律はない。その意味では難産ではあったが、多くの関係者に不安と期待の内に生み出されたものである。理想を言えばあれもこれもと課題はあるが、とりわけ、最近の我が国の障害施策における不可避的な課題である障がい程度区分問題や重症心身障害の方々の地域生活支援問題などなど難題が待った無しである。今回の支援法では今後3か年以内にこれらについての集中的な検討とその成案を得るとなっていることから、先に選出された「障害者政策員会」でももっぱらこうしたオトナバージョンの話題で終始するでしょうね。皆さん、誰もが子どもの時代や子育ての時代があっただろうし、子どもが社会の宝であること、子どもの時期の手抜きが将来に禍根を残すようなことになりかねないことは誰もが承知しているだろうにね。まあまあ目先のことで翻弄されるのは人間の性、弱さなんだろうけどね。
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