3月は繁忙期
2019年03月12日
ちょっと気が早いかもしれないけど平成最後の年もすでに残り300日を切った。時は年度末の最中である。とりわけ、子どもの機関には毎年のことではあるが、この一年の総括と次年度の準備で上や下への大騒ぎである。そんな中で行われる今年は42回目を迎える卒園式であるが、毎日通園室、親子通園室、指定日通園室、月2療育室などに所属する子どもの75名が地元の学校に就学していく。
その内訳は特別支援学校が31名(41%))、特別支援学級が17名(23%)、通常級(特別支援教室を含む)が27名(36%)である。中でも、毎日通園室の20名の卒園生の在園期間は最長が72ヶ月、最短が24ヶ月でその平均は37.2ヶ月で近年は36ヶ月、37ヶ月と言ったところである。それにしても足立区、墨田区、葛飾区、荒川区などから75名の親子が毎日雨の日も、風の日も長期間にわたり我々の支援活動を信頼し、評価しまた頼りにして来てくださった事に衷心より感謝を申し上げたい。
学園の支援体制は多職種からなる発達支援専門家の集まりではあるが、一人ひとりはスーパーマンではないので、「チームあけぼの」というチーム支援体制で取り組んできた。このような体制は学園が開設した40年以上前からの基本である。最近になってようやくこの事の重要性や有効性が認識され始め、発達支援業界では各種医療、リハ、教育、心理、福祉、看護、福祉などの関係者の参入が始まって来ている。この間半世紀と言う途方もない時間が必要であった。しかし、未だにこのことにやっかみと偏見と無知から竿を指す者がいることは笑止極まりないことであるが、いつの時代にも守旧派的な輩はいるものではある。
いずれにせよ、これから就学して行く子どもと家族の上にいつもいつも希望と歓びの光が輝き続けることを祈ろう!
« 2019年が始まった 「平成」が終わり、「令和」になるが »
<<一覧へ戻る