闔家平安 新年快樂!!!
2014年01月23日
新しい年が、私たち一人ひとりにとって健康で、明るい日々であることを祈ります。
昨年は障害元年ともいえる、積年の課題であった重要な制度や法が改正あるいは制定されました。今年はそれらが具体的に動き出し始める年ということです。注目しましょう! そして期待しましょう!
ご案内のように我が国の障害福祉の世界は先の政権の発足以降、障害制度改革推進会議、傘下の総合福祉部会の設置を機に堰を切ったように新機軸が打ち出され ました。世界の関係者の顰蹙ものであった「障害者の権利条約」批准に向けての国内法の整備を目して「障害者基本法の改正」、「障害者虐待防止法」、「障害 者総合支援法」、「障害者差別解消法」「公職選挙法の改正」などが、過去のどの時代よりもスピード感をもって進められたのです。
中でも注目すべきはこれらの審議に当事者が半数近く参加していた事です。主催者も委員も慣れない協議進行や運営ではあるとしても、これは歴史的な大エポックではなかったでしょうか。大いに評価しましょう!
世の中は確実に我々が願っている人権社会の構築に向けて前進しています。それが例え未だ道半ばであるとしても、こうしたステージを経ない限り、先に進めないのだから。
「自己決定」「自己選択」「本人中心」「意志形成とか決定」などは本来人としての天賦の権利であるはずです。年頭にあたり、こうした基本的なスタンスをあらためて確認、共有し、一層の前進を図りたいものです。
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