新緑輝く季節が
2013年05月16日
日本は地理的に南北に長いせいか、先日のnewsでは札幌では未だ桜の開花宣言が出ていないと言っていたが、さすがに今週に入ってどうでしょうか。しかし3月中旬ころから始まった桜の花見がそれだけ長く全国各地で楽しまれているし、もしも桜前線と一緒に北上すれば2か月近くは堪能できるということでだね。時間が出来たらのんびりとそんな優雅な旅をしてみたいものです。
ところで、GWの連休明けから関係業界での大きな話題になっていた被後見人になると、公職選挙法の11条第1項第1号で、選挙権がはく奪されてしまうという欠格条項の件ですが、3月の東京地裁の勝訴判決で関係者喜んだのは束の間、同月末に国は上級審に上訴でがっかりという経過でした。ところがその後政府与党は結局その条項を削除し、いくつかの条件付きで選挙権行使を認めるということで法改正することになったようですね。7月の参議院選には間に合うということで。こうした場合にいつもいつも繰り返されることであるが、「角を矯めて牛を殺す」的な対応がどうしても取られがちである。これでは世の中何も前進しない。困難さをどうしたら解決、克服できるか英知を結集して議論し、一歩でも二歩でもある意味半歩でも前に進めることではないだろうか。大きな流れも最初は夜露のような一滴のしずくから始まるのだから。
いろいろな見方、やり方はあるだろうけど、できない理由を挙げへつらって不作為をかこつけることだけは止めたいものだ。とにかく動いてみよう、動かしてみよう。それが生きている証しなんだから。
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