新年度の始まりなのに
2022年04月28日
毎年のことであるが、東京では桜が満開を迎える3月末から4月初めは年度末ということで前年度の締めと新年度の準備が同居するという職員にとっては心身ともに疲労困憊する時期であり、時間も人手もどれだけあっても足りないといったことになっている時期である。
日常のさまざまなことがあれこれ十分意識下にある時期だろうに、花に浮かれてということでもないだろうに、そんな緊張に満ち満ちた時期なのに心に隙が生まれたのか自分としては初めてという捻挫・骨折をしでかしてしまった。
3月も後数日を残すという時にである。弛んでいるちょいうか、緊張が足りないというか、申し訳ないというか、なんとも申し開きのできないようなみっともないことである。結果としてこの新学期を、受診以外には外出もできず、我が家の一階の自分の部屋に置いた簡易BEDで横なっているか、ギブスの足に松葉杖での室内を水平移動しかできない生活である。右足くるぶしの捻挫と腓骨の骨折であるが、内出血と患足膝下からの浮腫が1ヶ月以上続き、立位や座位での時間が長いと痺れと皮膚の色が赤黒くなって来る。仕方がないことではあるとしても移動の不自由さ、痛み、痺れ、入浴できないことの不快感などストレスはなかなかなものとなっている。とりあえずは骨折患部の癒合を安静下で待つことが当面は第一義であるものの、問題はこの後のくるぶし関節の拘縮に対する可動域関連のリハビリが控えていることを考えるとメンタルにも気分は思い。外界はまさに命の躍動に満ちた光の季節の到来最中だというのに・・。
コロナだ、怪我だという中にあって、曲がりなりにも自分の公私またがるmissionはこなせているのかなと思っているのは楽観的すぎるのか、自己中なのかな。クワバラ!クワバラ!
このところのコロナ禍で多くの会議や集会がWEB化されていること、また学園では元々インターネット系のハード、ソフト両面での機能水準やスキル水準を向上させることに腐心して来ていること(この取り組みを始めた30年位前には、これは加藤の趣味だと揶揄されたことを忘れることは出来ないが)などの蓄積もあって、幸い自分が直接その場に参加していなくても、それほど大きな支障をきたさないという環境が確保できていると思えることは、今のストレスの軽減にもなっている。長い時間をかけたが今更ながらしてやったりと思うことしきりのこの頃でもある。ヨカッタ! ヨカッタ! とさ。
« *3月31日に想う事ども 身から出た錆 »
<<一覧へ戻る