クリスマスおめでとうございます
2001年12月7日
新しい世紀は私たちこの地上に住むすべての人間の大きな夢と希望のうちに始まりました。
この新しいミレニアムが平和で,心穏やかな日々であることを誰もが心の底から願い,微力ながらもそうした世の中の構築のために我が身の献身を誓ったのではないでしょうか。しかしそんな大きな期待と共に始まったこの一年も今終わろうとしていますが,その日々はなんとおぞましくも悲しい日々であったことでしょうか。未だかつてこれほどまでに多くの涙と人間不信に満ちた呪いのことばが飛び交う時代はあったのでしょうか。あらためてこの地上のすべての人々の改心が強く求めれているのではないでしょうか。そんな思いを誰もが強く感じるこの時節のなかでキリストの聖誕祭,クリスマスを迎えるというのは例年とは異なっての特別な感慨があります。
ところで福祉の世界,とりわけ障害者福祉の世界では措置制度から利用契約制度への平成15年4月本格実施に向けて具体的な動きが秒読み段階に入り,年内あるいは年明け早々にも数字を伴った省令案が提示されようとしています。我が福祉協会も政策委員会で第二次の意見書のとりまとめを急いでいます。新しい年が関係者が明るく明日を語る事のできるものであってほしいと願わずにはいられません。あらためて傍観者的,受け身的な姿勢ではなく我々の一人ひとりが当事者としての自覚と責任を持つべきであると思います。
この一年の無事航海と新しい年の船出に際し,皆さんのより一層の精進と神の豊かな祝福があらん事を切に切に祈ります。
GOD bless you ! Gabriel M.KATOH
« 風11号も通過し 新年明けましておめでとうございます! »
<<一覧へ戻る